今回ご紹介するWH-1000XM5は、日本の大手家電メーカーであるSONYから2022年に発売された新モデルです。1000Xシリーズ史上最高のノイズキャンセリング性能をアピールしています。

前モデルの「WH-1000XM4」に引き続き、ノイズキャンセリング瀬能を自動で最適化するオートNCオプティマイザー機能を搭載。気圧の変化や使用者の髪型・装着時のズレなどを自動で検出し、理想的なノイズキャンセリング効果を提供しています。
音質にもこだわっており、低音域から高音域までの再現性の高さや自然で伸びのある音質を実現。Walkman(R)で培った高音質化技術を集約することで、細かく繊細な音の再現や広がり・定位感も向上されたと謳っています。
膨大な楽曲データを学習したAI技術により、ハイレゾ級の高音質にアップスケーリングできる「DSEE Extreme」も搭載。より臨場感を体感できる立体音響技術「360 Reality Audio」にも対応しており、音楽を楽しめる工夫が随所に光ります。
1000Xシリーズ史上最大の進化を遂げた世界最高クラス(*)のノイズキャンセリング性能
高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1のポテンシャルを、統合プロセッサーV1を組み合わせることにより今までにないノイズキャンセリングを最大限に発揮。8個のマイク信号を巧みに制御することが可能になり、今までにないレベルの性能を実現しています。さらにノイズキャンセリング機能をユーザーの装着状態や環境に合わせて自動で最適化する「オートNCオプティマイザー」により、常に理想的なノイズキャンセリング効果を自動的に提供することができます。
専用設計30mmドライバーユニットとWalkman技術の活用が織りなす比類なき高音質
専用設計の30mmドライバーユニットを搭載し、低音域から高音域までの再現性を高め、より自然で伸びのある音質を実現しています。さらにはWalkman(R)で培った高音質化技術をヘッドホンに最適化、S/N感の向上による微細音の再現、広がりや定位感の向上を実現し更なる高音質を楽しめます。
実際に使ってみてわかったメリット・デメリット
SONY WH-1000XM5のよい点は3つ!
圧倒的なノイキャンで無音を作り出せる。
最高峰を謳うだけあり、ノイズキャンセリング性能は高評価を獲得。なかでも低音と中高音のノイズカットが得意で、電車の走行音はほぼ聞こえなく、通勤通学で地下鉄などを利用する際や、空調音など雑音の多い場所で使用したい人にぴったりです。
口コミでは「前モデルのSONY WH-1000XM4のノイキャン性能と大差がない」と指摘されていましたが、前モデル「WH-1000XM4」より高音域のカット率は向上しています。
きれいに響く繊細で上品なサウンド。ボーカルなどもクリアに聞こえる
全体的に丁寧な鳴り方で上品なサウンドで、前モデルの「WH-1000XM4」と同様に中音域の再現性が高く、ボーカルが際立っています。口コミと同じく「やや曇り気味」との意見は出ましたが、ボーカルの声の厚みやビブラート・コーラス部分までしっかりと聴き取れます。
低音はずっしりとした重厚感や迫力はやや物足りないものの、ベースラインの音の伸びは良好でした。高音もやや曇り気味だったとはいえ、音割れなくきれいに響きます。どの音域もバランスがよい点が魅力です。
包み込まれるようなサウンド。立体感も高く音の違いが分かりやすい
包み込まれるようなサウンドも魅力で、比較したほかの商品には音の定位感が控えめなものもありましたが、こちらは音と音の距離感がわかりやすいうえ、抑揚の表現も得意でした。
派手さはないものの、迫力や厚みともに満足できるレベルです。1音1音鮮明というほどクリアではありませんが、それぞれの音の違いははっきり捉えられました。
【結論】高級感のあるデザインのヘッドホンがほしい人に。音も充電持ちもバランスがよいSONY最新機種
万人受けする素晴らしいヘッドホンです。ある程度予算があって失敗しなくない人向けのヘッドホンです。もちろん音楽なども素晴らしい音質で聞けます。